Nursing&Education&Technology

看護とインストラクショナル・デザインを中心に、備忘録として残すブログです

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看護師が医療・看護・教育工学について語ります。

佐々木典士『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - 』

元々物が多いほうではないが、だいぶ本棚のスペースがなくなってきた。
なんとかしないとなーと思いつつ、「本を捨てるのはもったいない」というジレンマから、手をつけられずにいた。

そんなこともあって、おそらくこの本が目に留まったのだろう。

 

読み終わった結果、やはり処分していくことにした。
ミニマリストのコンセプトに共感したからだ。

本書ではミニマリストの定義を

本当に自分に必要なモノがわかっている人

としている。
本棚がいくら充実していようと、自分の内面が充実するわけではない。
大切なのは、本の内容が自分の血肉となっていることだ。
本が「ある・ない」ではない。

かといって、いきなり全て捨てる必要のはやはり忍びない。
明らかに、今後読み返すことがないであろう本をひとまず処分する。
専門書は必要なものはスキャンを外注して、データとして保管しておく。
本物のミニマリストになるには、強い心が必要だ。

こんな言葉がある。

less is more

20世紀の建築家であるミース・ファン・デル・ローエが残した言葉だ。
日本語だと、「少ないことは豊かである」となる。
モノが多い=豊かではない。
モノの多さは、時に窮屈となる。
本に限らず、モノは最小限に、シンプルな暮らしを心がけたい。