スキ
元々物が多いほうではないが、だいぶ本棚のスペースがなくなってきた。
なんとかしないとなーと思いつつ、「本を捨てるのはもったいない」というジレンマから、手をつけられずにいた。
そんなこともあって、おそらくこの本が目に留まったのだろう。
読み終わった結果、やはり処分していくことにした。
ミニマリストのコンセプトに共感したからだ。
本書ではミニマリストの定義を
本当に自分に必要なモノがわかっている人
としている。
本棚がいくら充実していようと、自分の内面が充実するわけではない。
大切なのは、本の内容が自分の血肉となっていることだ。
本が「ある・ない」ではない。
かといって、いきなり全て捨てる必要のはやはり忍びない。
明らかに、今後読み返すことがないであろう本をひとまず処分する。
専門書は必要なものはスキャンを外注して、データとして保管しておく。
本物のミニマリストになるには、強い心が必要だ。
こんな言葉がある。
less is more
20世紀の建築家であるミース・ファン・デル・ローエが残した言葉だ。
日本語だと、「少ないことは豊かである」となる。
モノが多い=豊かではない。
モノの多さは、時に窮屈となる。
本に限らず、モノは最小限に、シンプルな暮らしを心がけたい。