Nursing&Education&Technology

看護とインストラクショナル・デザインを中心に、備忘録として残すブログです

Nursing & Education & Technology

看護師が医療・看護・教育工学について語ります。

「自己肯定感」という言葉に対する違和感

「自己肯定感」という言葉に対して、モヤモヤしている自分がいる。
言葉の意味としてはわかるし、ないよりはあったほうが良いだろう。
教育現場では「自己肯定感が低い・高い」ということがたまに話題に上がったりする。

しかし自己肯定感って、言うほど大切なのだろうか?
というのは、自己肯定感は状況に左右されやすいと感じている。
自己肯定感が高められる環境は提供してあげたいが、長い目でみたときは「自分を大切にできる能力」「自分をケアしてあげられる能力」のほうが大切なのではないかと思う。

例え自己肯定感が多少低くとも、自分を自分でケアできる人は、社会でも元気に生きていけるのでは?
セルフコンパッションという概念がある。
この概念がもっと広まってほしい。