ちょっと暇でいること
始めて間もない時期から心がけていたことがあって、それが“ちょっと暇でいること”でした。忙しいフリをして仕事を断ったりすることもあるくらい、ずっと“ちょっと暇”でいました。
本書 p.16
これには大いに共感する。
やはり人間は忙しいと心のゆとりがなくなり、自分の心の声も聞こえなくなる。
もちろん暇すぎるのはアレだが…少し暇くらいでないと、ひらめきみたいなものは湧いてこない気がする。
カレンダーが埋まっていると、なんだか「デキる人」のように勘違いしてしまいがちなので、空白を意図的に作ることを意識したい。
熱量もってやれているか
YouTuberのファンはチャンネルそのものではなく人に結びついているので、本人が熱量もってやっているということがいちばんなんです。本人が自発的に関わる量が増えるほど、結果的にセンスや個性が出やすくなってコンテンツの魅力になっていきます。
本書 p.44
YouTube…というか、コンテンツの肝だと思う。
どんなに「伸びる」といわれる分野であっても、自分が乗っていないと仕事の質は上がらない。
上がるわけがない。
本当にここに書いてある通り、最後はやはり「人」である。
いくらテクノロジーが発達しても、やはり「その人らしさ」に面白みを感じる。
「好きなことで生きていけ」なんていうフレーズが一時期流行っていたが、一理あるのは事実だ。
ただ、そう簡単に自分の好きなことが見つからなかったら苦労しない。
とにかく色々なことに手を出してみてみることが大切。
そして「なんか面白いな」と感じられたら、その感覚を大切にすること。
これが秘訣かもしれない。
予想以上に良い内容だった。