ここ最近、「図解」や「グラレコ」というキーワードを耳にするようになった。
情報量が格段に増えた現代社会では、テキストがズラズラと並ぶ情報は無意識に避ける。
かわりにユーザーがわかりやすい情報が好まれる。
そこで出てきたのが「図解」であり「グラレコ」というわけだ。
残念ながら僕にはそのようなセンスがなく、これまで挑戦したことがなかった。
ただこんなに素晴らしいアイディアを、自分のコンプレックスで避けるのはあまりにも惜しい。
視覚的なわかりやすさは、学生に配布する授業資料にも大いに活かせるはずだ。
ということで、やはり挑戦してみることにした。
購入した本はこちら。
表紙に描かれている「丸と線が書ければいい!」に惹かれたのは言うまでもない。
内容は本書を読んでいただくとして、実際にノートに殴り書きした「(図解風)読書メモ?」を晒してみる。
まずは丸の練習。
これが意外と難しい(こんなに丸を書いたの何年振りだろ)。
少しずつステップアップ。
決してうまくはないが・・・練習すればいけそう?
◯と□だけでも結構印象は違ってくる。
我ながらひどい出来栄えではあるが、本書のワークをいくつかやってみた感想は・・・思った以上にわかりやすい!
テキストだけの情報よりも、要素を囲ったり、ちょっとしたイラストがあるだけで、格段と情報の処理がしやすい。
これは学習にも大いに活かせそうな知見だ(これをテーマに研究したいくらい)。
授業資料だと、どうしてもテキストが多くなる。
教育者に図解力があれば、学生の学習効果は高まる予感がする。
図解があると何が良いかって、まずイメージが格段にしやすい。
またイメージを共有することで、よりワークも活性化するだろう。
うまく書こうとしないでいいから、図解してアウトプットする習慣をつけていきた。
ゆくゆくは授業にも活用したいと思う。