教育者たるもの、やはり論文を読まねばならない。
「ねばならない」と書いたが、新しい知見に知れたり、自分の疑問を解決するヒントがもらえたり、アイディアが生まれたりと、論文を読むことは楽しい。
僕が普段どのように論文と付き合っているのかを書いてみたい。
論文収集
まず論文収集はこちら。
もうこれ一択。
細かいことは気にせず、気になった単語でググれば、関心のある領域の論文に簡単にアクセスできる。
しかも無料。
ありがたすぎる。
他にもPubMedなど色々あるが、シンプルで使いやすいという点で、僕はGoogle Scholarしか使っていない。
フリーで読めるものはPDFでダウンロードできる。
有料なものはもちろん購入する必要があるのだが、手続きがよくわからず、ひとまず僕はEverNoteにクリップしている。
論文を読む
迷走した末に、最終的にはPCで読むことに落ち着いている。
というのは、最近は英論文にもチャレンジしているのだが、残念ながら僕の英語力では読解できないことが多い。
ただそこは現代のテクノロジーが素晴らしいツールを開発してくれている。
検索はGoogleだが、翻訳は断然Deeplだ。
詳細はググっていただければと思うが、ナチュラルな感じで翻訳にしてくれる。
しかもcommand + Cを2回押すと翻訳できるという、便利すぎる機能が搭載されている。
MacはPDFをマークアップするソフトが標準装備されており、Deeplで翻訳しつつ、翻訳結果を書き込んだり、「なるほど」と思った部分はマーカーを引いたりしている。
PDFでダウンロードできない文献は、こんな感じでAbstructだけ読んでいる。
読んだだけではすぐに忘れてしまうので、気が向いたら下の方にメモを残しておく。
論文の管理
すでに書いたが、論文は基本的にEverNoteで管理している。
管理していると書いたが、基本的にはEverNoteに放り込んでおく、といった方が正しい。
EverNoteは検索性に優れており、タグをつけておけば、ひっかかってくれる。
MendleyやEndNoteなど色々とツールがあるが、やっぱりEverNoteが使いやすいんだよな。
最近ではNotionが熱いようだが、Webクリップ機能がない?(もしかしたらあるかもしれないが)ようなので、EverNoteに落ち着いている。
iPadも良いのだが・・・
論文を読むといえば、iPadだ。
iPadで効率よく論文を読むスキルがあちこちで紹介されている。
ではなぜ僕がPCなのかというと、
・Deepleでの翻訳作業がやりやすい
・iPad miniを普段は持ち歩いている(PCを普段は持ち歩いているため)
・PCが好き
という理由だ。
僕は家ではあまり作業をすることはなく、移動が多い。
となると、iPad miniが最も軽く、PCとの相性が良い。
ただ画面が小さい。
・・・結論、PCというわけだ。
ちなみに電車が空いていれば、リュックをテーブル代わりにPC作業も可能だ。
もちろん混んでいる時にやってはただの迷惑なので、そんな時はiPad miniで読書している。
※これは迷惑なのでやめましょう
まとめ
MacやDeepLのおかげで、日本語はもちろん、英論文も気軽に読めるようになった。
ただ読むだけじゃなく、書き込んだり、後から見返ししやすいように保管もできる。
もちろん、専門家の方からすれば、僕の読み方はまだまだ甘いだろうが・・・それでも、便利なツールな使いつつ、日々を少しでも良くするために、気楽に論文に接することが大切だと思う今日この頃。