何年か前にApple Teacherという資格を取得した。
この資格を取得する過程で、Apple製品を教育に活用するための基礎について学ぶことができる。
取得したのが2019年。
今ではなんで取得しようと思ったのかは忘れてしまった。
おそらく、当時からMac製品を使用していたので、教育に活用するためのTipsを学びたかったのだろうと思う。
それから時を経て、2022年の5月に「Apple Teacher Swift Playgrounds」という資格を取得した。
AppleにはApple Teacher Learning Centerという学習プログラムがある。
そこでは、Apple Teacherという認定資格だけでなく、教育者として成長していくための学習リソースがたくさん用意されている。
その中のひとつにプログラミング教育がある。
僕がプログラミング教育を実施する予定はないが、「プログラミング思考」を学びたかったのと、かつ教材開発などでプログラミングができると可能性もより広がる。
ということで、コツコツとPlaygroundsというAppleが無償提供しているアプリケーションに取り組んでいた。
コースはいくつかあるのだが、僕はひとまず「コースを学ぼう1」と「コースを学ぼう2」を完了することを目標にした。
そしてつい先日、長らく時間がかかって全て修了した。
Playgroundsでいくつかのことを学んだ。
- 大きな問題は小さく分解して取り組む
- トライ & エラーを繰り返しながら進めていく
- もっと効率化できないか?と考える
- ゲーミフィケーションは学習に効果的
文字にしてしまうと呆気ないのだが、プログラミングを書きながらキャラクターを動かすことで、知らず知らずにプログラマーの思考で問題解決をする思考方法を学ぶことができた。
看護業務でプログラミングはほとんど活用することはないが、それでも考え方は応用できるような気がする。
またこれからの学生はプログラミングの授業を受けてくるため、教育を学ぶ者としてプログラミングはぜひ押さえておきたい内容だ。
Playgroundsをクリアしたので、Apple Teacher Swift Playgroundsの試験を受けて、無事に合格した。
クリアしたからといって、特に何かが変わるわけではない。
ただ「プログラミング思考」や「プログラミング教育」の一端に触れることができたのは収穫だった。
ひとまずこれで目標は達成できたわけだが、これで終わってはもったいない。
Playgroundsはあくまで導入なので(動画編集ソフトでいうと、iMovieとFinal Cut Proの関係性のようなイメージ)、本格的にプログラミングもやっていきたい。
MacにはXcodeというプログラミング環境があるので、それを使って作っていこうと思う。
大学院の教材開発でいずれ活用できるはず。
頑張ろう。