Nursing&Education&Technology

看護とインストラクショナル・デザインを中心に、備忘録として残すブログです

Nursing & Education & Technology

看護師が医療・看護・教育工学について語ります。

2020をふりかえって

今年は忘れられない1年となった。
なんと言ってもコロナウイルス
これのおかげで、本当に色々なことが変わってしまった。
New Normalという言葉に象徴されるように、日常を根本から覆してきたなと実感している。
そんななか、自分はこの1年をどう過ごせただろうか。
ざっと振り返ってみたい。

仕事

コロナ以前から取り組んではいたが、テクノロジーを教育にどう活用していくかということに力を入れた1年だった。

あらためて思うのは、ICTはあくまでツールだということ。
「ICTをどう活用するか」ではなく、「学習目標に到達する上で、最も効果的な学習であるためにはどう教授設計するか」という問いから出発することが大切である。
その結果として、アプリやVRといったテクノロジーが選択肢として挙がってくるのではないだろうか。

今年度は学会に発表することはなかったが、教育実践報告が看護教育雑誌で掲載されることになった。
内容はVR教材を開発し、その活用方法に関するものである。

自分で実践して終わりではなく、外部へ発信していくことも意識している。
それが一つの形となったことは嬉しい。

学習

熊本大学大学院の教授システム学で科目等履修生で学び始めた。
看護領域と迷ったが、今ではこの決断をして良かったと感じている。
インストラクショナル・デザインはもちろん、情報科学・教育学といった学習をすることで、これまで曖昧に解釈していた部分が明確になった。
また明確となったことで、意図的に実践できるようになってきた。
教育工学・インストラクショナル・デザインをどう医療教育に活かしていくのか。
これからもライフワークとして学び実践していけるようになりたい。
来年には修士課程をそのまま受験する予定。

また今年はプログラミング学習や英語も少しずつではあるが、継続して取り組むことができた。
劇的に何かが変わったわけではないが、プログラミングの考え方を理解したり、英文への抵抗感が多少払拭されたりしたことは、自分の幅を広げてくれたように実感している。
来年の目標は3月にまた考えるが、教材をWebアプリ化したいのと、専門書を英語の原著で読むことにチャレンジしたいと考え中。

ライフスタイル

ライフスタイルというと大袈裟だが、今年は時間を有効に使うことにかなり意識をして生活した。
というのは、仕事や学びでやりたいことが色々とあり、そうせざるをえなかった。
おかげで、自分をマネジメントすることに関しては、以前よりうまくできるようになった。
尊敬する人に「やっと息継ぎできるくらいに自分を追い込んだようがよい」と言われたのをずっと意識している。
もちろんダラけてしまう日も全然あったが・・・💦

来年も健康に気をつけて、積み重ねを大切にしていきたい。

 

 

 

ということで、1年をざっと振り返ってみた。