最近はAmazonのaudibleでリベラルアーツシリーズを聴講するのにハマっている。
その中で橘 玲さん(以下、著者)にインタビューするというコーナーがあった。
以前に著者の本は何冊か読んだ記憶があったが、久しぶりに聴講するとやはりわかりやすくて良い。
久しぶりに読みたくなったので、Amazonでこちらを購入。
著者の考えをわかりやすく、読みやすいようまとめたといった内容だ。
著者は人的資本・金融資本・社会資本と3つの観点から人生を捉えようと述べている。
人的資本とは、自分が社会に対してどれだけ貢献できるかを指す。
クリエイティブ・スペシャリスト・バックオフィスに分類される。
クリエイティブは拡大可能な仕事で、競争率は恐ろしく高いが賃金が良い。
スペシャリストは拡大が制限されるが、賃金はまずまず。
バックオフィスは代替え可能で、賃金は安い。
著者のキャリアに関する助言はシンプルだ。
「好きなことをひたすらやり続けよう」
これに尽きる。
社会人の学び直しがブームであるが、著者に言わせると「無理あるだろ」と。
例えば40歳すぎてプログラミングを始めたところで、幼少期より教育を受けている人たちと同じクオリティで働けるかというと、まず無理だろう。
好きなことをやるしかないと、著者は述べている。
生存戦略的にもそうだけど、そのほうが精神的にも良いだろう。
プログラミングでも英語でもなんでもいいが、それが好きならやればよい。
「なんとなく必要そうだから」ならやらないで良い。
金融資本は、その名の通り投資だ。
僕も現金はほどほどに、積極的?に投資しているが、普通に貯金するよりは明らかにお金が増えている。
投資は大事。
ただそこに時間をかけたくないので、基本的には放置プレイしている。
社会資本。
これは強い繋がりは狭く、弱い繋がりは広く、ということを推奨している。
強い繋がりは家族・恋人・親友など、弱い繋がりは仕事仲間・最近だとSNSでの繋がりなど。
弱い繋がりは何も強くしろいうのでなく、こちらは広く持つことに意味がある。
弱い繋がりだからこそ、ひょんなことから仕事を依頼したり、依頼されたりなんてことがある。
結果的に、僕の人生は多かれ少なかれ、著者の思想と一致するところが多い。
ただ人的資本に関してはまだまだだなと。
自分の好きなことにアンテナを張りつつ、これからも色々と発信していきたい。