ある先生がおすすめされていた本を読んでみた。
「ゼロで死ね」という強烈なメッセージが帯に書いてある。
タイトルも強烈だが、中身も負けじと強烈な本だった。
アリとキリギリスの話から始まる。
コツコツ働き、食べ物を蓄えて生き延びるアリ。
かたや、未来のことを考えず、今を楽しんで生きるキリギリス。
どちらが良い・悪いは賛否両論あるが、この本ではアリのように生きる人が多すぎると警告を鳴らしている。
少し前に、「老後を生きるための金額は〜」と話題になったが、著者曰く、今を楽しまないでどうするんだと。
お金を完全に0にして暮らすのが、最も効率的な生き方だと説いている。
自己啓発系の本では、「今を生きろ」的な本は多くあるが、この本はそれを論理的に説明してくれている。
要はお金を稼ぐために時間を費やしても、結局お金が余ったらそれは有意義な時間の使い方とはいえないのではないか?
人生を有意義にするには、たくさん経験をすることだ、と結論づけている。
確かに、お金は生活するためのツールでしかなく、貯めることが目的になってはいけないよな、とあらためて思わされた。
ある本によると、人が死ぬ前に後悔する理由No.1は「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」らしい。
自分は今この瞬間、後悔しないような生き方をしていないか?
惰性で生きていないか?
と意識して、生きていきたい。
また本で推奨されている、死までのカウントダウンアプリをダウンロードしてみた。
非常に生々しい数字だが、今この瞬間も人生の残り時間は減っていると、強烈に訴えかけてくる。
ぜひ皆さんもダウンロードしてみてください。
2021年度も時間を大切に、色々と挑戦していきたい。
お金ではなく、経験を豊かにしよう。