Nursing&Education&Technology

看護とインストラクショナル・デザインを中心に、備忘録として残すブログです

Nursing & Education & Technology

看護師が医療・看護・教育工学について語ります。

成長マインドセット

 

 

そもそも成長とは何か?
冒頭ではそのように尋ねられる.
本書では「アイスバーグを大きくすること」としていた。

ではアイスバーグとは何か。

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本書を参考に書いてみた。
いわゆる氷山モデルと言われるものである。
結果や成果は目に見えるが、その下には成果を出すための能力・スキルがあり、それを身につけるための行動や習慣があり、さらにはそれらを起こすための意識や想いがあるということ。

私たちはなんらかの成果を出そうと日々奮闘している。
本屋に行けば、そんな私たちのニーズを察したかのようにスキルを身につけるための書籍がたくさん売っている。

でもアイスバーグを見てもらえばわかるように、成果はスキルだけで成り立っているわけではない。
根本には普段の意識や習慣が大きく影響をしている。

だから小手先だけのことだけでなく、アイスバーグ全体を大きくしようとすることが成長において大切になるというわけだ。
この本のタイトルに「マインドセット」とあるのは、そういった意味があるのかもしれない。

最も印象に残ったのがミッションとバリューの話である。
企業や学校にはミッションが掲げられており、そこを軸に経営がなされている。
何かに迷った時、拠り所となるのがこれらの役割だ。

では個人においてはどうだろう?
自分のミッション・バリューとはなんだろうか?
普段は意識しているだろうか?

成長することはアイスバーグを大きくすることなわけだから、個人でもミッション・バリューを持つことが大切ということになる。
普通に暮らしていると、つい日常に流されてしまう。
しかし自分のミッション・バリューを言語化し、意識できれば行動・習慣が変わり、それが成果となって表れる。

時折立ち止まって、このようなことを考える時間を作っていきたいと思う。