夏が終わり、秋らしい気候になってきました。
秋といえば、やはり読書。
久しぶりに小説が読みたくなったので、ブックオフをブラブラしていた。
そして気になった本がこれ。
今までにない切り口を予感させるタイトル。
少し怖そうだけど、ビビッときたので買ってみた。
感想は…
めちゃめちゃ面白い
一気読みしてしまった。
解説にこんな警告がなされていた。
今、本書を手にしているあなたは、おそらく書店の棚の前にいる。レジで代金を支払い、自宅で、もしくは読書のできる空間に移動するだろう。ページを開く前に、まず時間を確認しておくべきだ。少なくとも数時間、あなたは本書から目を離せなくなる。ファーストシーンからクライマックス、そして驚愕と感動のラストシーンまで、食事、睡眠はおろか、トイレにさえ行けなくなる。あなたの意識は作品の奥深くに入り込み、抜け出せなくなる。それだけの時間が確保されているかどうか、それを確かめてからページを開いた方がいい。
警告通りの内容だった。
スマホを落としたことがキッカケで、恐ろしい犯罪が起こっていくプロセスがリアルに描かれていく。
ハッカーが高度なテクニックを使ってデータを乗っ取る、そんなイメージをしていた。
もちろんテクニックの描写もあるのだが、それ以上に怖いのが自分のSNSやGPS機能。
ここから大切な情報が全て丸裸にされていった。
読み終えた後は、自分のスマホのセキュリティが心配で仕方なくなった。
「なんか刺激が足りねえな〜」
なんて感じている方におすすめです。