Nursing&Education&Technology

看護とインストラクショナル・デザインを中心に、備忘録として残すブログです

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看護師が医療・看護・教育工学について語ります。

スマホは恐ろしい

夏が終わり、秋らしい気候になってきました。

秋といえば、やはり読書。

久しぶりに小説が読みたくなったので、ブックオフをブラブラしていた。

そして気になった本がこれ。

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今までにない切り口を予感させるタイトル。

少し怖そうだけど、ビビッときたので買ってみた。

感想は…

めちゃめちゃ面白い

一気読みしてしまった。

解説にこんな警告がなされていた。

今、本書を手にしているあなたは、おそらく書店の棚の前にいる。レジで代金を支払い、自宅で、もしくは読書のできる空間に移動するだろう。ページを開く前に、まず時間を確認しておくべきだ。少なくとも数時間、あなたは本書から目を離せなくなる。ファーストシーンからクライマックス、そして驚愕と感動のラストシーンまで、食事、睡眠はおろか、トイレにさえ行けなくなる。あなたの意識は作品の奥深くに入り込み、抜け出せなくなる。それだけの時間が確保されているかどうか、それを確かめてからページを開いた方がいい。

 

警告通りの内容だった。

スマホを落としたことがキッカケで、恐ろしい犯罪が起こっていくプロセスがリアルに描かれていく。

ハッカーが高度なテクニックを使ってデータを乗っ取る、そんなイメージをしていた。

もちろんテクニックの描写もあるのだが、それ以上に怖いのが自分のSNSGPS機能。

ここから大切な情報が全て丸裸にされていった。

 

読み終えた後は、自分のスマホのセキュリティが心配で仕方なくなった。

 

「なんか刺激が足りねえな〜」

なんて感じている方におすすめです。