今回は論文のアウトプット。
Randomized Controlled Trial of Cryoanalgesia (Ice Bag) to Reduce Pain Associated With Arterial Blood Gas Puncture
ざっくり言うと、
アイスバッグによる冷却法は動脈血ガス分析時の痛みを軽減できるのか
というタイトルだ。
PECOでまとめてみる。
P:内科医から動脈血ガス分析のオーダーを受けた呼吸器研究所の18歳上の患者18名
E:アイスバッグにより動脈穿刺痛が軽減するか
C:アイスバッグを使用しない群
O:100mmVAS
結論
冷却した群のほうが、冷却しない群に比べて有意に痛みが軽減した。
また初回穿刺成功率に冷却することの影響はみられなかった。
感想
統計の知識が無さすぎて、論文中の数値の意味が読み取れず妥当な統計処理がなされているのかわからなかった。
ただこの研究が正しいとすると、「冷やす」だけで疼痛が軽減できるのはコストパフォーマンスが良いと感じた。