Nursing&Education&Technology

看護とインストラクショナル・デザインを中心に、備忘録として残すブログです

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看護師が医療・看護・教育工学について語ります。

自分の人生に勝算はあるか

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 


タイトルと写真の風貌とは違った、「誠実」な印象を受ける内容だった。
「何を価値とするか」ということを考えさせられる本だ。

お金やブランドではない。
この本書では

絆の深さ

と述べている。


価値の基準が明らかに変わってきている。

僕自身、お金やブランドに対する興味は全くない。

本書で絆と表現されているキーワードは、他にも様々な表現ができるだろう。
僕にとっての価値を定義すると

感情を揺さぶるような体験

 

となる。

感情が揺さぶられた時、

生きてる!

と実感する(笑)

 

本書で印象に残っていることは

  • 人に好かれるより、人を好きになること
  • プライドは邪魔でしかない

ということ。


「好かれよう」とするより、好きになろうとするほうが気持ち良い。
受け身でなく、ポジティブなスタンスだ。
そのためには、プライドは必要ない。

プライドは、を狭めてしまうと考えている。
「プライドをもて!」とか言われるけど、僕はなんだかしっくりこない。

プライドではなく、自分は「何に対して価値を置いているのか」「何を大切にしているのか」だと思う。
これが自分の中に明確となっていれば、プライドという概念すら浮かんでこない。

 

「やる気」はすべてを超越し得ます。

 

本屋さんに行くと、論理的コミュニケーション・英語・会計・ITなど、実に多彩なHow to本が並んでいる。

でもそれらは、自分の「やる気」に乗せられたビジョンがあって血肉となる。

これらを目的なく学ぼうとしても、僕の場合はきっと続かないだろう。

 

実りある人生を生きる上で、コンパス、つまり、自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化は必要不可欠です

コンパスと現実の方向性が合っている時、モチベーションは上昇する。
そんな毎日を過ごしていれば、必要な能力は身についてくる。

どんなスキルを身につけようか、と考える前に、まずは自分の価値観の言語化が先ということだ。

 

 

現在はSNSの時代だ。

僕は、「ソーシャルネットワーク次じゃ?」と聞かれたら、「ライブストリーミングだ」と即答します。

インタラクティブ
つまり双方向性のコミュニケーションが次に来るビッグウェーブの鍵を握るというのだ。

僕が目指す授業は、それに近いものがあるのかもしれない。
インタラクティブな教育を研究していきたい。

 

最後に

この本で最も感銘を受けたのは、

筆者のパッション!

自分が持てるエネルギーを、「これだ!」というものに注ぎ込んでいることをひしひしと感じた。

良い刺激をもらった。
「あー良い本だったわー」で終わらせることなく、この本から学んだことを取り入れていきたい。