Nursing&Education&Technology

看護とインストラクショナル・デザインを中心に、備忘録として残すブログです

Nursing & Education & Technology

看護師が医療・看護・教育工学について語ります。

アクティブ・ラーニングっていうけれども

今日のキーワードは

アクティブ・ラーニング

教育に携わる方は聞いたことがあるだろう。

 

僕のアクティブ・ラーニングに対するイメージは、ずばり下に示す写真のような感じだ。

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学ぶことが楽しいと感じられる教育がしたい

 

そんな想いを抱いている僕は、本格的にアクティブ・ラーニングについて学ぶことにした。

今回は備忘録として、アウトプットしていきたい。

 

これからの社会で求められる能力

テクノロジーにより、現代社会は日進月歩で変化している。

そんな時代に必要な能力は何か

とあるテキストによると、それはコンピテンシーとあった。

 

コンピテンシーとは何か。

書籍だけでなくネットでも調べてみた。

しかし情報源毎に概念のニュアンスが異なっていた。

 

僕なりに表現すると、

学び得た知識を用いて、高い成果を出すために活用する力

と解釈した。

※あくまで個人的な解釈です

 

考えてみれば当たり前だが、知識は活用してこそ意味がある。

従来の教育は、教員が学生に知識を伝える一方通行であった。

 

インターネットがインフラとなった現代社会。

知識を多く持っていることに価値はなくなった。

成果を出すためには、知識を状況に応じて「応用」させる力が重要となる。

 

そこで出てきた概念がコンピテンシーというわけだ。

 

 

これは本当にその通り。

医療現場は複雑な要素が絡み合っている。

教科書通りに展開することは稀だ。

そんな現場に戸惑い、離職する人もきっと大勢いるはず。

 

ではコンピテンシー力を高めるにはどのような教育が有効なのか。

 

そこでアクティブ・ラーニングの出番だ。

日本語に訳すと「能動的学習」。

学生が主体的に学ぶ学習環境をデザインすることが、アクティブラーニングにおいて重要なのだと学んだ。

 

アクティブラーニングを実践するには?

テキストで印象に残ったキーワードが2つある。

 

1つ目。

アクティブ・ラーニングと聞くと、「グループで話し合う」ことが頭に浮かぶ。

ここで勘違いしてはいけないのが、「みんなで話し合えばOK」ではないということ。

本当に「ただ話し合って終わる」だけでは意味がない。

 

ここで重要なのが「問い」だ。

話し合いの深さは、「問い」によって決まるらしい。

 

2つ目は「ストーリー」だ。

なぜドラマや小説が楽しいのか。

 

それはストーリーが優れているからだ。

 

ストーリーは日常を切断し、作者の描く世界に読者を引き込む。

 

授業も同じだ。

 

いかに引き込むか。

そのための仕掛けを、授業に組み込んでいかなければならない。

 

 

アクティブ・ラーニングは思ってる以上に難しい。

それでも学んで実践する価値はあると感じた。

 

「え、もう授業終わり⁉︎」

 

と学生が思うような授業をしたい。