「地味ですがなにか?」はおぎやはぎさんが書いた本である。
芸能人が書いた本を読んだことはほとんどないが、なんとなく手にとってみた。
テレビもあまり観ないが、それでもトークがうまく、まさに地味ながらも長く活躍されている印象を受けている。
おぎやはぎさんはサラリーマンを経てお笑い芸人になったそうで、普通の勤め人にも参考になる内容だった。
タイトルが全てを物語っていて、地味でも地味なりに楽しくやってこうぜ、という前向きなメッセージが全体から感じられた。
キムタクやさんまさんを全員が目指す必要はなく、ヤクルトスワローズの宮本選手や土橋選手(わからない人が多いか)のようないぶし銀になるのもよし、という例えがなんだか腹落ちした。
地味なのに無理してスターになろうとしたら、そりゃ色々な意味で辛いだろう。
自分がどんな人間かを冷静に見極めて、自分なりの楽しみを見出していくことが大事
こうゆう時代だからこそ、意識的にマイペースを保っていくことが必要だと感じた。